数年前のアラフォー女子会での出来事です。メンバーは日本人四人、イタリア人一人。お喋りが弾み、血液型占いへと話が進んでいきました。血液型は何? という問いに、イタリア人女性は『血液型?  日本人は性格を知るのに血液型を聞くのね、ヨーロッパでは血液型じゃなくて星座を聞くわよ』『アストロロジーって、星占いのこと? 知ってる! 私、〇〇座!』と誰かが言うと、『アストロロジーは占いじゃないの。 星の動きから出来事を推測する統計学なのよ。 生まれた日によってどんな性格になりやすいか、星の配置が趣味や仕事にどんな影響を与えるか、など、さまざまな出来事を分析し、その結果から将来に備える統計学よ』と、紙にサラサラと自分が生まれたときのホロスコープ(天体配置図)を描き始めます。

日本人は、自分の星座は知っていても、ホロスコープを描ける人なんて一人もいません。『太陽がここにあって、月はここ。金星と火星はここね』描きながら説明してくれるので、どこかで占星術を習ったのか、と尋ねると『習わないけど知ってる。常識よ』と微笑みながら答える彼女。

日本では占星術は『当たるも八卦、当たらぬも八卦』な占いと認識されていますが、ヨーロッパでは生活に密着した統計学として認識されているようですね。